ゲーム素材を作成するときに使えるAIイラストツール
個人開発でゲームを作っていると素材をどうするか苦労しませんか?
私は絵心が無いのでいつもキャラクター等の画像で頭を悩ませます。
そんなときに使えるのがAIがイラストを作ってくれるツールです。
midnight journeyやstable diffusion、Bing Image Creatorなど沢山あります。
私のゲームでは主にドット絵がメインなので私なりの活用方法を記事にしようと思います。
無料のツール
AIのイラスト作成ツールは有料のものが多い印象です。
なので私はBingのImage Creatorを活用しています。
プロンプト
画像を作ってもらうときには、どういう画像を作って欲しいかAIに命令する必要があります。
その命令をプロンプトと言います。
例えば「ファンタジーの魔法使いで全身で右向きのドット絵」の画像を作ってもらいたい場合は、
「pixelart , Sorcereris,fantasy,Facing right,full body」
このようにカンマ区切りで入力します。
すると以下のような画像を四枚作ってくれます。
このまま使えそうなくらいのクオリティですね。
キャラクターだけではなくUIなども作ってくれます。
そして単語を区切って命令するだけではなく文章でも理解してくれます。
以下はインベントリーのタイル画像を作ってもらった例です。
ドットを打ち込む
これらの素材をそのまま使うことはできません、著作権的にも問題がありそうですし。
なので私はこのAIが作ってくれたドット絵を参考にしながら自分でドット絵を作成していきます。
Aseprite
ドット絵を作るソフトは色々とありますが、私はAsepriteというソフトを使っています。
EDGEというソフトを以前は使っていましたが、最近こちらに乗り換えました。
理由は特にありませんが、どちらもとても使いやすいソフトです。
Asepriteに関してはUdemyで使い方講座があります。
ドット絵に興味がある人はぜひチェックしてみて下さい。
参考:ポーションを作ってみる
今作ってるゲームでポーションのドット絵を作る必要がありましたので、それを例にしてみます。
ポーションのプロンプト
Bing Image Creatorに入力するプロンプトは以下のようにしました。
「pixelart , Bottle , fantasy」
するとこのような画像を作ってくれます。
Asepriteで作っていく
AIが作ってくれた画像を参考にAsepriteで自分でドット絵を作っていきます。
実際に自分で作る場合は16×16のドット絵にしました。
下の図のようにAUの画像とAsepriteを並べてポチポチ作っていきます。
「ポーションくらい自分で作れよ」って言われそうですが、絵心が無いのでご容赦下さい。
そしてまだまだ未熟ではありますが、割りといい感じのポーションのドット絵ができたと思います。
同じ要領で盾も作ってみました。
試行錯誤した結果
Bing Image Creatorを使い始めたころは先にAIのドット絵を読み込んでレイヤーを重ねてドットを打ち込むみたいなことをしていました。
しかしBing Image Creatorの画面サイズは1024×1024で固定らしいく、あとから16×16にサイズ変更するとドット絵が崩れてしまいました。
そこでAIで作ったドット絵を参考にしながら自分でポチポチドット打ちをしています。
私はドット絵を作ること自体初心者で勉強中なので、このように先にAIにドット絵を作ってもらうことでとても良い練習になっています。
ちなみに先程つくったポーションは現在制作中の算数パズルの素材として使っています。
AIで作るイラストはゲームを作る際に手助けしてくれると思いますので、みなさんも是非活用してみて下さい。
おすすめUnityオンライン学習
一人でゲーム開発が不安な方はオンラインスクールで学習すると効率が良いと思います。
以下に当てはまる人は検討してみると良いかもしれません。
「入門書をの次に何をしたらいいの?」
「疑問や問題を一人で解決出来ない。。」
「ゲームを完成させる自信がない。。」
「気軽に質問できる環境が欲しい。。」
自分で学習することに限界を感じたら
オンライン学習しましょう!
Udemy
![Udemy](/images/udemy_logo.png)
テックアカデミー
![テックアカデミー](/images/techAcademy.jpg)
テックスタジアム
![テックスタジアム](/images/techstadium_rect.png)
ゲーム開発に特化したオンラインスクールですので、Unityはもとより、他のゲームエンジンやゲーム業界に興味がある方にはオススメです。
デジハリONLINE
![デジハリONLINE](/images/bg_key.png)
関連記事
![TextMeshProでリンクを作成する方法とそのバグの解消法](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/07/thumb.gif)
TextMeshProでリンクを作成する方法とそのバグの解消法
今回はTMPのリンクを生成するLinkタグについて紹介したいと思います。
ちょっとしたハマりポイントもあるのでそちらについても触れていきたいと思います。
![UnityでCSVを活用したメッセージウィンドウの作り方](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-thumb-2.png)
UnityでCSVを活用したメッセージウィンドウの作り方
メッセージの内容を変更したい時や、新しいメッセージを追加したい時にCSVファイルを使えば、メッセージの編集や追加が簡単になり、開発がスムーズになります。
![Unity2D ドット絵の簡単なアニメーションを作ってみる](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-gif-thum.gif)
Unity2D ドット絵の簡単なアニメーションを作ってみる
Unity2Dで簡単なドット絵のアニメーションを作成します。スプライトを切り替えることでプレイヤーが歩いているように見えるアニメーションを作成してみます。
この方法を応用することでキャラクターに色んな動きや表示を付け加えることができると思います。
![ChatGPTの指示通りUnityゲームを作ってみる](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-thumb-1.png)
ChatGPTの指示通りUnityゲームを作ってみる
最近ではChatGPTを始め様々な大規模言語モデルの対話型AIが公開されていますね。
そこで今回はChatGPTの指示に従ってゲームを作ってみる実験をしてみます。
![Unityで9-sliceテクニックを使った効果的なUI作成方法](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/03/wpthmb.png)
Unityで9-sliceテクニックを使った効果的なUI作成方法
UI作成時に非常に便利なテクニック9-sliceをやってみます。
とても簡単に使える技です。
![Transform.RotateとQuaternion.Eulerでオブジェクト回転](https://tanisugames.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-thumb.png)
Transform.RotateとQuaternion.Eulerでオブジェクト回転
Unity2Dで簡単なゲームオブジェクトの回転を実装してみたいとおもいます。
Transform.RotateとQuaternion.Eulerの二種類の回転方法を実験します。
ルーレットとか、方位をコンパス。またはプレイヤーがやられた時に回転させるなどに使えそうです。
最後までご覧頂いてありがとうございました。